特定の場所や建物のないバーチャルな市場

給与所得の伸び悩みや一連の増税策、年金制度の財源問題などから、ライフプランの抜本的な見直しが求められています。大幅な収入増が期待できない場合、余裕資金をいかにうまく増やせるかが、教育やマイホーム、更には老後の生活のレベルを大きく左右することになります。

特定の場所や建物のないバーチャルな市場

通貨を取引する為替は「外国為替市場」(以下、為替市場)で取引されている。「市場」といっても、特定の場所や建物の実体はなく、電話やインターネットなどオンラインで取引を行うバーチャルな市場だ。為替市場は「インターバンク市場」と「対顧客市場」の大きく2つに分けられる。

 

インターパンク市場とは、銀行、証券会社、金融仲介業者などの間で取引される市場。一方、対顧客市場とは、銀行が取引の相手となり、一般企業や個人などの顧客と取引される市場である。為替市場は、一般的にインターバンク市場を指す。インタ−バンク市場は、世界50力所以上の主要都市がネットワークでつながっている。特にニューヨーク、ロンドン、東京は取引量が多く「世界の3大市場」と呼ばれる。各国における取引は、朝にはじまり夜に終わるわけだが、各国には時差があるので、24時間、世界のどこかで取引が行われている。

 

そして、FX業者は為替市場に参加することで投資家と為替市場をつないでいる。つまり、FXは94一時間取引が可能になるというわけだ。通貨の需要と供給の関係が為替相場の変動要因では、そもそもなぜ通貨は取引されるのか。通貨をモノに例えると分かりやすい。人気が高く欲しいと思えば買い、逆に人気が低くいらないと思えば売ってしまう。買う人が多ければ値段(価値)は上がり、売る人が多ければ値段(価値)は下がる。つまり、需要と供給の関係だ。このことが、為替相場が変動する要因となる。

 

ただし、通貨の場合はもう少し複雑になる。輸出など海外で稼いだ外貨を自国通貨に両替する、より金利の高い通貨を買うなど、さまざまな理由で取引される。また、通貨の価値は国力(経済力)に置き換えられる。今は経済力が弱くても、今後、伸びる可能性があれば、その通貨は買われる傾向になる。

 

外国為替市場を知るためのヒント

 

◎外国為替市場は世界50ヵ所坂上の主萎都市にある金融機関などがしオンラインで取引を行う市場
◎インターバンク市場]と「討顧客市場」の2つに分けられる
◎24時間、世界のどこかで取引が行われている
◎為替相場は、主に通貨の需要と供給のバランスで変難する

外国為替市場では中国の消費者物価指数(CPI)、鉱工業生産、小売売上高といった主要な経済指標の発表が予定されており、インフレ警戒によって中国関連セクターへの売りなどが警戒されやすい。週末のユーロ・円相場は115円台前半までユーロ安が進むなど、根強い欧州の信用不安も物色意欲を後退させる。13日にはオプションSQ(特別清算指数算出日)が控えていることも、手掛けづらくさせることになろう。